管路修繕事業部
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鉄道軌道下には用水横断管が敷設されています。
当社ではこの横断管を調査し、特殊な工法により修繕を行い長年鉄道の安全を支えてまいりました。
施工時は雨天時に備え、施工箇所及び上流域の状況を事前に把握。天候が工事の進行及び安全に多大な影響をおよぼすため、常に周辺の状況把握に細心の注意を払います。
グループではこれらの技術ノウハウを一般施設の配管修繕にも活用し、既存建築・土木施設の調査及びしゅんせつ・清掃により排水等の機能を回復させ、設備環境の向上に取り組んでいます。
JR鉄道関連(伏び)
JR鉄道関連
線路下配管を特殊樹脂によるライニング修繕を行うもので、より高い専門性が要求されます。
詳細情報
一般排水管等関連
一般排水管等関連
雨水・下水配管等のカメラ調査及び清掃によりライフラインの常態化を提供します。
詳細情報

「JR」鉄道関連管路修繕(伏び)

Field Cross drain Repair
(鉄道横断管路修繕)

FCRは鉄道用語で「伏び修繕」(ふせび)のことです。
伏びとは鉄道建設時に農業用水等を流すために敷設された横断管路のこと。
鉄道周辺の農業地域、住宅地などの水利に大切な設備ですが、閉塞により機能が低下したり、列車の振動等でひび割れ又は破損することがあります。
管内へ土砂が流入してしまうと路盤に空洞が発生し線路陥没の原因となり、重大事故につながります。
そんな伏びの異状をいち早く発見し、鉄道の運行を停めずに浚渫・補修する特殊な技術で鉄道の安全を地下からガッチリ支える、それが私たちの仕事です。
FCR一次調査
FCR一次調査
事前に横断管の現況を調査し、カメラ調査の必要な横断管を特定していきます。
FCRしゅんせつ・カメラ調査
FCRしゅんせつ・カメラ調査
特定された横断管を高圧洗浄車により浚渫。
専用カメラによる調査をおこないます。
FCR工法
FCR一次調査
状況に適したFCR工法により破損等の横断管を修繕し、機能を回復させます。
伏びの危険性
伏びの危険性
作業の流れ
作業の流れ

FCR一次調査

伏びの一次調査を実施

この作業によりカメラ調査の必要な伏びの特定を行います。
作業工程
1)準備 管口周りの草刈りや周辺の土砂等障害物を除去
2)調査 伏びの径・長さの測定
管内の土砂等堆積状況確認
管内面の状況確認
資機材搬出入経路及び周辺状況を確認
3)調査報告書作成 一次調査報告書
一次調査報告書
調査状況
調査状況
調査状況
調査状況
調査状況

FCRしゅんせつ・カメラ調査

一次調査により特定された伏びについて、浚渫後または現状にてカメラ調査を実施。

作業工程
1)浚渫 高圧洗浄車にて土砂等を除去
高圧洗浄車にて土砂等を除去
2)カメラ調査 専用カメラで管内の状態を調査
専用カメラで管内の状態を調査
しゅんせつ作業状況
浚渫作業状況
施工前
浚渫作業状況
施工中
浚渫作業状況
施工後
管内カメラ調査状況
管内カメラ調査状況
カメラ調査
管内カメラ調査状況
調査用カメラ
管内カメラ調査状況
亀裂や破損がみられます

FCR工法

FCRライナー工法
1)標準タイプ 300m以内に施工車が近接できれば補修可能
カメラ調査の状況により伏びの補修を行う場合は、「FCRライナー工法(標準タイプ)」を使用。
FCRライナー工法
2)異径対応 左右の管径が異なる伏びをそのままの径で補修
3)短時間硬化タイプ 線路閉鎖間合の中で補修
4)途中対応 伏びの管口から途中までの補修
5)大口径対応 管径Φ800以上の伏び、橋梁の補修
FCR推進工法
カメラ調査の結果伏びの変状が著しく、補修が不可能となってしまった場合には、ライナー工法とは別の対策が必要となります。
当社では、この推進工法工事のノウハウも持っています。
FCRライニング施工状況
FCRライニング機材設置
機材設置
FCRライニング施工前
施工前
FCRライニング材挿入
ライニング材挿入
FCRライニング拡張・蒸気硬化
拡張・蒸気硬化
FCRライニング施工後
施工後
施工後管内
施工後管内

一般排水管等 調査・清掃

伏びの事業で培った豊富なノウハウを活用し鉄道横断管路以外にも既存工場・倉庫の排水管及び土木排水設備の各種調査・しゅんせつ・清掃によりそれぞれの機能を回復させ、快適な職場環境のお手伝いをいたします。
施工例
排水管カメラ調査
排水管カメラ調査
排水管カメラ調査
排水管カメラ調査
カメラ調査管内
カメラ調査管内
管内カメラ調査
管内カメラ調査
管内高圧洗浄
管内高圧洗浄
管内高圧洗浄
管内高圧洗浄
排水溝洗浄前
排水溝洗浄前
洗浄中
洗浄中
洗浄後
洗浄後

FCR工法協会

FCR工法協会
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